満福寺の修繕について
謹啓 皆様方におきましてはますますご清祥のことと存じ上げます。わたくし菊地正悟は、前住職の勇退に伴い、疫禍の治まらぬ時期でもありました令和4年6月に浄土真宗本願寺派、天光山満福寺の住職を継職いたしました。
継職に伴い、地域の皆様と阿弥陀様の教えを共に味わい、歴史ある満福寺をお護りする為、本堂等の管理の見直しを進めてきましたが、適切な修繕や改善が必要なところがあり、御門徒の方々とも意見を交え、次のように纏めることになりました。
満福寺 住職菊地正悟
- 御本堂に雨漏りが何か所かあり、今回は、雨水の侵入が厳しい箇所の応急処置と堂内の腐食部分の修繕を行うこと。
- 足元の弱い方がお参り出来るよう御本堂北側にスロープを設置すること。
- 同じく御本堂北側に個室式のトイレを新設し、一つは補助が必要な方や車いす等の方でも利用できるものにすること。
- 老朽化した庫裏を解体し、空いたスペースをお参りの方が使える駐車場として整備すること。
-
今の庫裏に代わる平屋建てで門徒の方の活動として活用できる「門徒会館」を御本堂北西側に建築すること。
※⑤に関しましては、予算により代替案になる場合がございます。
修繕・改善が必要な場所
以下が、修繕・改善が必要な場所の詳細な内容となります。
-
屋根の雨漏り修繕
満福寺本堂の4隅の屋根が、今年に入り雨漏りするようになってしまい、これをまずは早急に修繕に取りかからないといけません。 本堂の中に水が大量に流れ、壁のひび割れもおこってきています。皆様のお力添えによりまずは、屋根の修繕に取り掛かりたいと思います。
本堂屋根裏の破損箇所から雨漏り
本堂内の壁ひび割れ
破損箇所がある本堂の屋根瓦
-
スロープの設置
ご高齢の方も多くいらっしゃいます。そのため、車椅子での入寺、そして急な階段を上り下りすることなく、本堂へと続くスロープを設置したいと考えています。 ※本堂の正面右側にスロープを取り付ける予定です。
現在の本堂before
本堂スロープ設置イメージafter
-
バリアフリートイレへの改装
トイレは長年使用していただいたものですが、古くなり配管の具合で一つの和式トイレを閉鎖しており、車椅子やご高齢者に負担のあるトイレのため、こちらを、バリアフリートイレへと改装したいと考えております。
現在のトイレbefore
バリアフリートイレ改修イメージafter
-
庫裏を取り壊し参拝駐車場を設置
現在、こちらも経年により老朽化がみられる「庫裏 (住まいとして過去使用)」の取壊をさせていただき、そこを参拝駐車場にしたいと考えております。 現在駐車場はなく、お寺の壁伝いに路上駐車をしていただく現状のため、お寺内まで車で入って来れる様な、駐車場を設け、法事や催しにも気軽に来ていただくお寺にしたいと思います。
現在の庫裏before
駐車場設置イメージafter